○○を理由にして、何とかしようというのはよくある事(ある)
ウオタニSP2をインストールした僕は冷感時の始動性の改善、パーシャル域での扱い易さにご満悦先輩の日々を送っていたのだが……
2月13日の夜更けに福島県沖を震源とする震度6~6強の地震に襲われた。
(10年前の震災があり、今も尚、地震に対してトラウマが残っている人もいる事を考慮してあれこれほじくり返す事はしません。悪しからず)
幸いな事に家が倒壊したとかそういう事は無かったけれど…
バイク倒れた
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2021年2月13日
バイクが倒れました(吐血)
何か弄った傍からコレかよ感しか無いのだが、身体が無事なら(まだ直せるから)まぁ、多少はね?
じゃあ損傷状況確認しようか…
リア左ウィンカー割れ!
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2021年2月13日
左サイドカウル割れ!
バーエンドガリ傷!
クラッチレバー曲がり!
被害状況確認ヨシ! pic.twitter.com/qmkHtOEFiS
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)
右に倒れなかっただけマシなんだけど、これはキツイ…
まぁ、右に倒れたらマフラーとかオシャカ確定だったし、倒れて壊れた箇所はあれど不幸中の幸いだったから『ヨシ!』だろう。
とりあえず、後ろの左ウィンカーは部品が来るまで応急処置して…
ササッと交換 pic.twitter.com/V6YKzuYme7
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2021年2月14日
夜が明けた翌日には、曲がり過ぎたクラッチレバーの交換や。
前に自爆した時にみずぼらしいから変えたれ!って事で取っておいたボロいレバーに交換してみた。
まぁ、くたびれたレバーだけど走るのに支障はないからバレへんか。
ウィンカーは純正部品が出るからそれも発注したけど、カウルだけは純正は廃盤でヤフオクにも出回ってないから(出ていてもくそボロい)とりあえず保留しよ…(見なかったことにする)
ポチッたのはこんな感じ。
リア側のウィンカーはASSYで何故か2つ
フロントの左ウィンカーレンズ。
あとはクラッチのピストンカバーのボルト。
届いたらパパっと交換してオワリ!!
点灯ヨシ! pic.twitter.com/jkh7vDXljq
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2021年2月17日
まぁ、新品だから受け側のコネクターが死んでなければ支障もなく動作するのは当たり前なわけで…元々着いてたウィンカーはたまに接触不良か何かでハイフラを起こしてたから丁度良いだろう。
はい元通り pic.twitter.com/5ctUCMgR3e
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2021年2月19日
フロントはレンズを変えるだけだから外してつけるだけの簡単な作業。
これで倒れる前の状態に戻った。
カウル?
なんのこったよ(すっとぼけ)。
と、倒れて破損する前に戻す事が出来て
せっかくだからクラッチのマスターも変えた方が良いんでないかと思い始めた。
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2021年2月17日
などと、とりあえず何でもそれを理由にして変えてしまえと思う様になってしまった。
フロントがラジアルマスターに変えてるから、左もラジアルマスターにしてしまうか?
と、悩んでるうちにさっさとポチってしまうのはよくある事。
とりあえず何か起きたからそのせいにして、どさくさ紛れにあれこれ買い出すのはよくある事だ()
ポチッたのはコレ。
NISSINラジアルクラッチマスター(ラジポン)
と、ビルなんとかラインのクラッチホース。
選んだ理由は右に合わせて左もNISSINにしたかった。
あとカッコイイから。
ホースもなんとなくかっこいいから。
何でブレンボとかゲイルじゃないんですか!?
と言う人は言うんだろうけど、右がNISSINだからです。
右に合わせたかっただけです。
なので、
『何でゲイルじゃないんだ。』
『何でNISSINなんだ』
という、そういう押しつけはいら)ないです(石頭)。
あとシンプルに高過ぎてダメです(半ギレ)。
これだけはハッキリと真実を伝えたかった。
新品のホースとマスターを…最高やな!
じゃあ、早速つけるか。
タンク外して
ホースとマスター外す前にフルード全抜きして…
マスターとホースを外して……
マスターシリンダーもコケ傷やら錆で中々味が出てるじゃないか…
古いホースが絶望的にボロくてきたない。
多分アールズのホースだと思うんだけど、ボロいんでダメですね。
お疲れした!さよなら!
でこっちを付けていく。
取り付けるのはボルトONなので至って簡単だ。
余談ではあるが、フロントブレーキのマスターも油圧クラッチのマスターもそうだが、自分のバイクのハンドル径が幾つなのかは把握しておこう。適応外の物を付けるのは多分無理(加工するというのは抜きにして)
特にフロントブレーキのラジアル化はお手軽に出来る(ホースの取り付け、フルードのエア抜きは別として)カスタムだ。
お手軽ではあるけど安い買い物では無いのでパーツ選びは慎重にしよう!ね!
新しいフルードを入れてエア抜きだ。
ちなみにフルードはブレーキフルードで構わない(はず。
メーカー指定というか、マスターシリンダーの説明書きに記載されているフルードの規格(?)に従おう。
Dot4とか5とかそういうの。
純正と違って、クラッチレリーズ側以外にマスター側にもブリーダーボルトがあるので上も下もエア抜きをしないとダメなのがちょっとめんどい。
慣れてる人でも慣れてない人でも、フルードを足す時は大概こぼすので、リザーバータンクやハンドル周りをウエス等で保護しよう。
フルードが塗装面に着くと塗装が傷んで厄介だ。
こぼした時はパーツクリーナーか大量の水でジャバジャバ洗い流そう。
その辺のやり方はYouTubeに山の様にあるから参考にして見るといいゾ。
エア抜きが終われば作業も完了だ。
見栄えが良くなってカッコE!
軽い!
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2021年3月3日
感じがする! pic.twitter.com/9UJwam6YRN
ニギニギしたけど、何か純正より軽い!気がする。
チョロっと試走したけどやっぱり軽い。
今まで指三本でクラッチを切っていたとしたら、1本でも切れるくらい軽い(少し盛った)。
フルードが抜けたりエア噛んでるのかと思ったけど、握ればカッチリ切れるからそういう事なんだろう。
純正のマスターも慣れればなんて事無いんだけど、ラジアルマスターに変えたら今までのがハンドグリップか何かなんじゃないかと思える程だ。
慣れればとは言うものの、何だかんだで握力使うからタッチが軽くなるのは長距離ツーリングの時はありがたい。
次は何処を変える事になるのか、はたまたもう触らない。なのか…
どうするのかよく分からないままこのバイクと付き合っていくのかもなぁ…俺もなぁ…(遠い目