風の吹くまま、気の向くままなブログ

好き勝手に書く雑記帳(バイクの事とか)

最近の色々とキャブレターの低回転域のセッティングをした

 

日に日に新型コロナウイルスの感染が広がって、完全に世の中が自粛モード(と思いたい)で、不要不急の外出は控えるべきな状態になって出かけられない日々である。

 

それに伴い当職の住処の桜で有名な某町と隣の某町は桜まつりは中止と言う事になった。

 

 

今年も来年も桜は変わらず咲くから、来年見に来たら良いんじゃない(提案)

 

船岡城址公園近辺の駐車場は毎年解放する訳だが、当然の事ながら駐車場の解放は)無いです。

 

大河原町の白石川沿いの駐車場も例によって解放は無し。

 

なのだが

 


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このあたりに誰かが有料駐車場を設置したおかげで、割と他県ナンバーの観光客が訪れるという今のご時世では異様な光景を見るようになった。

 

『これがコロナ疎開か…(困惑)』

 

と思う事はあれど、そんな中仕事に向かう自分も同じ穴の狢と言われても否定は出来ないと思うので、呆れる事は出来ても咎める事は出来ない。

 

と、そんな中で公共機関を使う事は避けてバイクで出勤するのが精一杯の自分なりの自粛な訳だが、

 

通勤の際に『この辺が気に入らないんだよなぁ(不満気)』と思う事が多々あったので懲りずにキャブを触り出すのである。

 

 

『アイドリング域が安定しない』と言うのが気になって、※1パイロットジェットをもう1つ濃い方向にしたかったのだ。

 

GSF1200の※2パイロットスクリュー(PS)の戻し量は1回転と7/8回転が規定値となっていて、#40のパイロットジェット(PJ)をセットしても2-6/8回転でまぁまぁ濃い(そんでも薄い)という感じだった。

 

【補足】

 

『※1パイロットジェット(PJ)

 

アイドリング域の燃料の噴出量を決めるネジ。

番手が低い方から高い方へ行くと、

 

薄い→濃いとなる。

 

 

※2パイロットスクリュー(PS)

 

アイドリング域の燃料量を調節するスクリュー。

その域の空気と燃料の調整する部分と思ってもらって問題ない。

PS締めれば燃調が薄くなり、緩めれば燃調が濃くなる。

 

マスター合わせから○回転と言うのは、スクリューを締めこんでから○回転緩める。と言う事になる。』

 

(インジェクションが主流の昨今に、それ程需要があるとは思えない補足)

 

 

 

ただ、純正のエアフィルターで社外のスリップオンのサイレンサーを付けてるだけなのにそこまで番手変える必要あるんですかね(素朴な疑問)?

 

っていうのが頭の中にあったのだが、

 

どうやらこのバイクは純正のサイレンサーで相当力を絞っているらしく、サイレンサーを変えただけで5馬力上がるとか、フルエキ入れたら10馬力近く上がるとか諸説あるらしい。

となると、純正のPJやひとつ上の#40ではPSの3回転緩めるのでは十分な燃調は取れないと言う事らしい(一般的には3回転緩めてセッティングがでなければ番手を変えるというのがセオリーとの事)。

 

という事で、オーバーサイズのジェットセットを探すのだが…ある訳もなく…

 

goose等のPJが合うらしくそれを発注する。

 

ついでに負圧取り出し口のOリングも。

 

 

アポ無し凸で荷物を取りに来たぜ(迷惑行為)!

 

と言うのは嘘で、事前に『じゃけん今から取りに行きますね^~』と連絡を入れてるから多少はね?

 

アポ無し凸はただの迷惑行為でしかないからやめようね(釘刺し)!

 

アポ無し凸待ち伏せストーキングブロックされるおじさん元気かなぁ…(煽り)

 

と、クッソどうでもいい余談はさておき…

 

受け取った荷物はこちら。

 

 

1cm無いネジと5mm位しかないOリングにコレは過剰包装ですよ!過剰包装!

 

そんな感じで直ぐに帰宅し作業に入る。

 

ぶっちゃけまた同じ事すんのかとうんざりしてるんですけど(溜息)

 

最初にトップキャップを開けて、負圧取り出し口のOリングを付けていく。

 


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各キャブの斜め右にある小さい穴が負圧取り出し口だ。

ここのOリングが無かったり、劣化すると2次エアを吸って正常な同調は取れない(多分)

 


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こんな小っこい物でも必要だってんだから侮れねぇよなぁ!?

 

で、実際に取り付ける。

 

 

ホントにくしゃみ1つで吹き飛びそうで、吹き飛んだらもはや回収不可能になるゾ…

 

慎重につけなきゃ…(使命感)

 


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工事完了です…(疲弊)

 

ただ、コレで終わりではなく本番はこれからなのだ。

 

 

キャブを取り外し…

 

フロートを開けて


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コレを付けていく。

 


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付ける時に、ジェットの穴にゴミが入らない様に注意だ。

 

(そもそも既に手が汚いんですが…それは…)

 

各ジェットを取り付け、キャブの組み付けをする。

 

 

PSを純正規定値の1-7/8回転まで戻して

 

ここからエンジン始動チャレンジと同調を取る作業へ…

 

 

メーター沢山あるのってなんかカッコイイ…カッコよくない?

 

 

同調がズレているのはまず置いといて、アイドリングの感じからすると、この規定値の戻し量が、PJ#40の2回転何某付近という感じだ。

 

同調を取りつつ、PSを少し戻そう。

 

かなり格闘した結果がこちらになりまスゥゥゥ…

 

 

PSを3/8回転(2-2/8回転)戻してアイドリングはすこぶる安定してる感じだ。

 

求めているのは、半クラの時の力強さとスロットルの開け始めのモソモソした感じの解消具合。

 

開け始めの加速感がおぼつかなかったり、開け始めでモソモソした感覚が無ければ概ね良しという感じだ。

 

試走した結果は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

走行動画など取れる訳もないが、求めてた感覚がドンピシャだった。

 

同調が取れたというのもあるが、PJを変更した事でより下道をタラタラ走る時にストレスなく走れるという感覚が実にわかりやすい。

コレでヨシ!だ。


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正直絶対ツーリング楽しくなるという感覚があるだけに、今の状況がとても恨めしい。

 

早くおバイクしてぇなぁ~俺もなぁ~(遠い目)