ユーザー車検を受けてみた(2回目)
5月7日に宮城県の外出自粛要請が解除?緩和?
されて、大っぴらに出歩く事が出来る事になった…訳では無いが街中もそれなりに活気が戻りつつある。
3密を守れば多少の外出(気晴らし程度の散歩とか)も良いと思うゾ(唐突の前置き)
という訳で、5月の末に期間が満了となるGSFの継続検査にトライする事にしたのである。
車検前にするべき事。
・純正マフラーに戻す
・心配なのでリアキャリアも外す。
以上!
不安要素はこれと言ってない!…事はないのだが…
前にキャブのジェットの変更を行ったが故に、純正マフラーに戻した事でどうなるのかが気になる所ではあった。
純正戻しの作業は難しい事では無いので…
パパパッとやって…
オワリッ!
それ以外には特に何も弄ってないので作業自体は簡単だ。
(見にくい比較)
リアキャリアを外す事など滅多にないからケツ周りが妙に寂しいなぁ…
一説によるとリアキャリアを付けても車検に通るとか通らないとか諸説あるが、もしかしたら『構造変更(車長)すれば』という条件が着いてるかもしれないから…まぁ、多少(の作業労力)はね?
ちなみにバイクの殆どは乗車定員は2人だ。
これは車検証にも記載されており、元々の仕様ではなく、それが出来ない仕様(自分でやったシングルシート化や、タンデムステップ取っ払い)は構造変更の必要がある(多分)。
自分でそういう仕様にして、構造変更の申請もして無いのであれば大人しく元に戻しておこう。
さらに言えば、タンデムステップがあっても、後ろに乗る人間が安定した姿勢を保持出来ないのは)ダメです(当然)。
『ワイタンデムしないし別にかまへんやろ』とかそういう事ではなく、決まっている事なので注意しよう。
具体的に、シートにタンデムベルトが無い。とかグラブバーが無いのがわかりやすい例だ。
どっちかが付いてればOKという事になる(今回の車検でそう解釈した)
例えば、ベルトを持って強く引っ張ってもちぎれない強度のベルトなら大丈夫(らしい)
当分お泊まりツーリングが出来ないので、キャリアを一旦外して付けていたKシステムベルトもシートに直付けしましょう。 pic.twitter.com/hNLm2Kywq7
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年5月10日
グラブバーも付けていたが、シートバッグも付けたかったのでこうなった(結構グイグイ引っ張られたけどOKだった)。
多分リアキャリアを付けても、キャリアの部分がグラブバーの役割も担ってると説明すれば通用しなくもないだろう(多分)
後付けのパニアのサイドステーはどうなのか?っていう話になるとフルパニアにした事が無いんで知ら)ないです。
話は変わるが、ところでコイツを見比べてみてくれ。
コイツをどう思う?
手に持ってる方が社外のマフラーで、付いてるのが純正マフラーだ。
これが3、4キロはあるんじゃないかと言うくらい重い。
これがGSFが『サイレンサー変えたら5馬力上がる』とか『フルエキ入れたら10馬力近く上がる』とか『邪魔』だの『重い』だの言われてるアレだ。
ただ、デメリットだらけではなく、これで馬力を絞る事で下からのトルクを豊かにしたり安定感を生むというメリットもあるのだ。
まぁ、そもそもキャブのセッティングが純正仕様じゃないので走った時のフィーリングは未知数ではあるのだが。。。
実際試走してみたらどんな感じなのだろうか。
昼間に純正戻しにして、軽く試走したけど難なく走るもんだな。
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年5月10日
濃いなぁ~って感じはあるけど、全然乗れん事は無い。
と初手の感覚としては可もなく不可もなく。
強いてあげるなら燃調が濃くなってるので…
『くさい(確信)』
『濃すぎるゆえにパワーが無い』
『燃費も悪い』
という感じ。
今さらキャブ開けてジェットを変える気も無いし、とりあえずアイドリングもするし普通に走るからこんなもんでええやろ。
って事で翌日の光軸調整と継続検査に備えるのみになった。
GSF『休ませて…もう休ませてクレメンス…』
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年5月11日
俺『車検)通すだけ!通すだけだから!』
通算で14万キロ(当職で4万8千キロ)くらい走ってるから、多分こう思ってるやろなぁ…
(翌日)
光軸調整 (@ オーケイ予備検) https://t.co/K5G3xO0gki
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年5月11日
仙台港インターを降りて直ぐに予備車検をやってくれるオーケイ予備検という所。
前回のユーザー車検の時にもお世話になったのである。
灯火類、制動装置、排ガスなどが全てOKでも、光軸がズレていたり、光量が不足していれば…
アウツ…!
駄目っ…!
という事になるからちゃんと予備車検はしておこう。
ちなみに、予備検査でバイクにする事はほぼ光軸調整しかやってないらしい。
探せば全部してくれる所があるかもしれないけど、調べて)ないです。
光軸調整はしてくれるが、光量に関しては…
『光量不足かもしれないんで、検査の時はテスターに近づけてくれよなぁ~頼むよ~』というアドバイスを貰える。
予備検を終えたら、本番の継続検査を行う
東北運輸局宮城運輸支局へGOだ。
ユーザー車検の場合は事前にネットでの予約が必要になるので、いきなりバーン!って現れて『車検オナシャス!』と言っても門前払いされるだけなので、事前に予約はしておこう。
バイクシーズンの真っ只中だと予約するのも難儀するが、北海道ツーリングのフェリー予約で戦い抜いた猛者なら苦ではないだろう。
僕は戦った事すらないけど(雑魚)
で、事前に予約をしていれば受付を済ませ自分が予約している時間帯のラウンドで継続検査の開始である。
ちなみに、当たり前の事だが自分が予約を入れた時間帯の把握はしっかりしておこう。
車検に来ているのは自分だけじゃなければ、業者の方々も多数だ。
受付前に書類も書かなければならないので余裕を持って行動しよう。
で、検査項目は
・車体番号の確認(車検証と一致しているか)
・車高の測定(バーエンドから地面まで)
・ハンドルの長さの測定(ブレーキバーの先端から先端まで)
・車長の測定
・灯火類点灯の確認(ライト、ウインカー、ストップランプ等)
・ネジ等の締め付けが適切かの打検(ネジをコンコン叩かれる)
・音量測定と排ガス濃度の測定(年式に寄ってはなし。ただしカスタムマフラーは音量測定アリ)
・前後ブレーキの効きの検査
・速度測定(40キロ程度の速度が正常か)
・光軸と光量の測定
という流れである。
これに合格出来れば、晴れて2年間そのバイクに乗る事が出来るという訳だ。
おめでとう。
(実際はこうなる事はまず無い)
車検証と検査結果書と自賠責保険の書類と納税証明書を提出して、新しい車検証の発行をしてもらおう。
ちなみにこの時点で継続検査に合格しても、必要な書類(納税証明書等)が足りないと車検証は交付されない。
…が、流石に車検満了日にユーザー車検に持っていくルーズ人間はいない体で話しをするが、
継続検査に合格→書類が足りない→新しい車検証は交付されない。
という流れになるとまた検査をやり直しなるのかと言うと、答えはNOだ。
大丈夫だ(検査を受けた日から2週間以内に書類を揃えて提出すれば)問題ない。
何故そんな事が言えるのかと言うと…
実は提出書類の不備があったのでまた来たんですよ…(白目)
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年5月12日
納税証明書は車検証と一緒にしまっておこう!な!
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年5月12日
こういう事だからです(白目)
もし、納税証明書を紛失した場合は役場もしくは市役所に出向いて書類の再発行をしてもらえば良い。
自動車税滞納しまくってる人はさっさと払え!(払わないと新しい車検証は交付されない)
と、実際ユーザー車検をしたのは2度目だけどメリットらしいメリットと言えば費用が安く抑えられるくらいだな。
継続検査料と重量税等で5700円(くらい)
自賠責保険継続で9680円(だったはず)
自賠責保険が安くなってたのは驚いたゾ。
大体16000円で収まるのだが、そこに至るまでにやらなくてはならない事が多すぎて、とても面倒くさい。
さらに言えば検査の時に検査員の人は丁寧に説明してくれるけど…車検証交付等の受付の人は正直言って素人相手にでも親切丁寧では無い。
あまりに塩対応すぎて人によってはメンタルへし折られるかも知れない。
基本業者の人を相手にするから、素人でも同じ体で見るから一々相手にしてられないのだろう。
一日に何百人って人数を一人一人親切丁寧に対応してたら仕事が終わらないしな。
『自分である程度整備できるから店に預けなくてもええわ。』という風に費用をケチっても構わないが、自分はケチってる訳じゃなくて『預けた結果、何週間も待つとなるのが嫌だから自分で受けてみた』と言うだけです。
これだけはハッキリと伝えたかった。
店に預ければ車検前に整備とかもしてくれるし、乗り手としてはバイクが帰ってくるのを待つだけで良いのだ。
現地での塩対応には凹まなくて済むしな。
現地に行って各手続きもしてくれる訳だから楽だと思う。
つまり(車検費用の中に代行手数料が入ってるのは)そういう事やぞ。
『車検費用は抑えたいけど、ユーザー車検は自信が無いから安く済む店を探しててぇ~(矛盾)』と、訳の分からん事を言う輩がいるけど、
大手の店でも車検するにあたってコースが複数あって、
1 車検+法定点検24ヶ月
2 1+各種点検、整備
3 1+2+次回の1年点検等々
と、3つくらいのコースがある。
1のコースが1番安価と言われてるが、それでも4万何某は必要になる(点検費用と代行手数料)。
一体いくらまで削りたいのか知った事では無いし、自分でユーザー車検をやって見れば分かる事だが、整備やら諸手続きの面倒さ、それにかかる時間を考えると、
『はい4万6800円』って言われたら躊躇する事無くお願いするだろう。
それすら、『高い』とか『ぼったくり』と言うのであれば、フニフニ言ってないで自分でやれば良いと思う。
安くする方法は『店に頼まない』『全部自分でやる』『車検が必要な乗り物に乗らない』以外)ないです。
やったぜ。 pic.twitter.com/xSQMgYR8qB
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年5月12日
まぁ…そんなこんなで車検をクリアして、新たに2年間走れるから優雅に昼飯なんぞを食べて帰りたかったが、何処で見てるかわからん自粛警察がギャンギャンうるせぇからさっさと…か、帰りますよ…