キャブレターのOHをしたかった
去年の6月くらいにキャブレターの75%くらいのオーバホールをしたんですよ。
なんで75%なのかと言うと、
2番のスロージェットのネジ山が欠けていた。
4番のフロート室のネジが死んでいた。
という事でそれ以外の内部部品の交換をしていたのだが…
そもそもセッティングが出ていないので、下(低回転)はグズグズのままだし、結局は何も変わってなかったんですよ…(白目)
で、その長い間どーすっかなぁ~俺もなぁ…と長く悩んでいたのだ。
で、年が明けたある日
『せっかくだからエアクリーナーボックスも変えちまうか』と、唐突に思いつきヤフオクで
やったぜ。 pic.twitter.com/4aqdaDdygG
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年2月22日
エアクリーナーボックスを落札するのである。
最初からインシュレーターも付いてたが、折角なので新品に変える。
めっちゃ来ましたよ pic.twitter.com/34QpW4BrSQ
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年2月29日
というか、交換出来る範囲で純正部品をガンガンポチッたんですよ…(散財)
エアクリーナーボックス インシュレーター×4
インシュレーターバンド×4
負圧ホース
などなど。
ここまで来ると後に退けないというか、『やるしかない…(震え)』というよく分からない覚悟を決めて、
どんなネジでも外す(外せるとは言ってない)
ネジザウルス。
潰れたネジに打ち込んで引き抜くエキストラクター。
エキストラクターを掴むために必要なタップハンドル。
キャブレターのフロート室のネジが固着したり、キャブレターのスロージェットのネジ山が欠けて、ジェットが外せない。
ってのはよくある話(だと思いたい)で、それらを解決する為に必要な工具を揃えた訳だ。
一応予習してたし何とかなるでしょ。
今からバイクを捌いていくっ! pic.twitter.com/SJAMLCkaTK
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年3月1日
って事で、油冷バイク解体ショーの始まりや!
スッキリしましたよ! pic.twitter.com/ETEz9Mtu0K
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年3月1日
紆余曲折は無いが、知恵の輪みたいにエアクリーナーボックスを外して、キャブレターを取り外して行く。
取り外したエアクリはこうじゃ!
えー、3枚に下ろした(古い)エアクリーナーボックスは、もう使えないのでご近所さんに配って回りたいと思います(いらない) pic.twitter.com/60uSFm8DQF
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年3月1日
いら)ないです。
で、作業に夢中で写真を殆ど撮っていない(ブロガーの屑)が、何とか4番のフロート室も開ける事が出来てフルオーバーホールができる状態になったのだ。
ネジ山が欠けていたスロージェットの取り外しにエキストラクターを使わなければいけないのだが、ジェット系はもれなく真鍮製で出来ている為、材質は脆い。
だからネジ山が欠ける
ネジ頭だけが折れる
というのは良く起きる事らしい(起きて欲しくはない)。
そんな事を素人風情の人が触って大丈夫なんですかね?
と、祈るようにエキストラクターを叩き込んで引き抜いていく。
とれましたよ! pic.twitter.com/uKDMWnw2vS
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年3月1日
折れる事も無く、ネジ山が傷つく事も無く脱着に成功したのだ。(多分奇跡)
今回はメインジェットとスロージェットの番手をあげる必要があったので、前からストックしていた
キャブレター燃調キットのメインジェットとスロージェットを使う事にした。
これ一つで1気筒分オーバーホールが出来る事になっている。
つまり4気筒であるなら4セット買う必要があるのだ。
と、まぁ、低回転域の燃調を濃く、スロットル開度が1/2~全開の域を濃くしたかったので番手を1つずつ上げる事にした。
スローは#37.5(純正)→40(キットで言うRR)
メインは#102.5(純正)→106
という感じに。
作業に夢中で((ry
だったのだが…
大きな兄貴の唐突の来訪で、
さりげなく撮って頂いてたのだ(圧倒的感謝)
ちょーはえーくなった(もとに戻った) pic.twitter.com/yonAjtoMnv
— のじお (@nozynoz) 2020年3月1日
(これは試乗後)
さらにのじお兄貴もわざわざ福島から来訪してさりげなく手伝ってもらったぜ。
あぁ^~ 取り外し、ジェット交換、組み付け、始動、同調まで出来たんじゃ^~ pic.twitter.com/Bd5ujNSTHE
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年3月1日
組み付け諸々も済ませて、試乗してみたが…低回転域でもグズることも無く気持ち良く吹け上がって加速する様は全く別物のバイクになった感じだ。
ほぼ1人でやり遂げた…コレって勲章ですよ…(暗黒微笑)
いただいていく! pic.twitter.com/TUaqo2Rv7w
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年3月1日
とても美味しかった(こなみ)
順調に作業が進んだ後の飯は)あぁ^~うめぇなぁ~!
まぁ、その後アイドリングのセッティングしようとして試乗したら走り出して300メートルでエンジン止まったんですがね(落胆)
試走したら300メートルくらい走って止まっちった_(:3 」∠)_
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2020年3月1日
やっぱり順調じゃないじゃないか(憤怒)!
セッティング)ま~だ時間かかりそうですかねぇ~?
と、一通りキャブレターの作業をやってみたけど、素人が安易に手を出していい物ではないな。
作業自体は単純だけど、キャブ本体を取り外すとか、ジェットを交換するとか、組み付けるとか、同調を取るとか。果てしなく面倒臭い。
正直に言えば、バイク屋から
『ここまでやって)はい5万』
って言われたら、妙に納得して5万出してしまう自分がいるゾ。