夏の一人旅2023 その6(完結)
何だかんだで太平洋側から北上して、日本海側へ南下していく5泊6日の一人旅も最終日。
思い返せば、早い様な短い様な…
長いと思う事は全くないんだけども。
ルートはこんな感じにしてみた。
宿を出て、仁賀保高原へ行き…そこから南側に展望台が出来たという情報をもらったので南側にある
『仁賀保高原南展望台』に行き、何年か越しの鳥海山を走って帰る。
という予定でいたんだけど…
せっかく海沿いを走り続けて来たのなら、鶴岡の方の海沿いまで走って帰る事にした。
という事で、仁賀保高原のひばり荘から。
この辺りは若干標高が高いので、そこまで暑くは無かった。
まぁ、早朝だったしね。
ここの高原は、乱立する風車群が素晴らしくいつ来ても良い場所だ。
現在風車の増設を行っている様で、数年後には良きものが見れるだろう。
ひばり荘から見える東由利原ウィンドファーム。
由利本荘市の方に行けば、内陸の横手市へ行けるし、そこから栗駒の方に抜けて宮城に帰る事も出来るし、なんなら岩手の方にも行ける。
近いかどうかは置いといて、アクセスしやすい道が多いのは便利な事だ。
時間があればぐるぐる周遊すると良いと思います(提案)。
南側の展望台。
風車が間近で見られると言うのも凄いけど、圧巻だったのが…
こっち。
遮る物がなく鳥海山を拝める。
こういうのが撮りたかったんだ。
まぁ、雲に隠れてはいるんだけども。
バイクがどこにあるか分かんない構図。嫌いじゃない。
もうここで撮りたかった物が撮れて、鳥海ブルーラインとか鳥海山鉾立に着いた時とか写真撮り忘れてましてね。
そのまま山を下って、ひたすらに海沿い走ってましたよ。
その罰なのか何なのか分からんけど…
燃料計が動作しなくなりまして、何処かの農道で緊急作業する事になりましたよ。
コネクター端子のメス側の接点がガバガバになってるんだろうなと想像はできたし、そのままで良いと言えば良いんだけど、残りのガソリン残量が大まかにでも分からなくなるのは気持ち悪いので、サッと直して解決させましたよ。
タンク外せる工具持ってて良かった。
そんなこんなで海沿い走って、山形県某所の道の駅で
(1)777キロ。
確変大当たりですね。
継続率93%のST4回転(2.9分の1)かどうかは知りませんけど。
このまま村上市の笹川流れを通って帰るのも悪くは無いけど、いつになったら帰るのかとか、そもそも帰る気あるのかと冷静に考えたら…
やっぱり帰る事にした。
猛暑の中無理はしたくないからね。
颯爽と帰宅。
1973キロの海沿いを走るツーリングから無事帰宅。
まだ夏休みは残っていたので、
『次の日から後半戦や!!』
と、旅の途中で思ってはいたんだけど…
普通に考えて無理。
まず暑い。次に暑い。そして暑い。
あと、1度帰宅してしまうと何かの線がプッツリ切れてしまってその後に何もする気も起きないもんで、そこで夏休みは終了した。
暑かったけど、楽しかった。
今年東北地方でやりたかった事は全てやりきったと思う。
やり残した事があったとするならまた来年にすれば良い。
とは言うものの年々、夏の暑さがエグい事になってるので来年以降は8月下旬から9月くらいに夏休みをずらした方が良いのかもね。
と思った。
と、結構走って、撮影してたと思った今回の旅はここまでだ。
俺は次の旅の準備をするッッッッッ!!
(スプロケットとチェーン交換)
(オイル交換)
夏の一人旅2023 その5
何だかんだで青森滞在5日目。
一つの県に5日目を迎えるのは初めてなもので、何気に…
『青森で5日め!?』
と、思う事もあれば
『こんくらい滞在しないと全部回れない。寧ろ足りない迄ある』
と、思う事もある。
漠然と何も考えずにただ走るだけなら、一つの県を周遊するのに2日もかからないだろう。
それでは疲れるだけだし、楽しさは半減するだろう。
北海道に7日滞在とかは別として(北海道は多分それでは足りないかも)。
歳も取れば楽しみ方も変わるもんで、出来ることならゆっくり回りたいのである。
という訳で、5日目の行程は…
こんな感じ。
海沿いを走って、秋田県に入り男鹿半島は寒風山を目的地としてにかほ市へ南下していくルート。
何だかんだで走ってばっかりなような気もする。
5日目スタート。
と、その前に過去に何度も行こう行こうとスルーし続けた所へ向かった。
鶴の舞橋
全長300m程の三連太鼓橋で、その長さは日本一なのだそう。
津軽富士見湖(大雑把に言えば溜池)に掛かった大きな橋。
岩木山が雲にかかってるけど、これが撮りたかった。
夕暮れとか凄く『映えそう』ではあるけど、時間の制約(スタートがココかゴールがココかで変わる)があるので午前中に撮影となるのは仕方なしなのである。
周辺の工事が行われていたけど、本格的な改修工事前で良きタイミング(フォロワー様情報)だったらしい。
鶴の舞橋を後にして、海沿いを目指し八峰町方面へ。
道の駅はちもりでネッコ様に癒され、男鹿半島へ。
ここの海沿いのR101号は過去の旅で北上する事はあっても南下していくのは初。
白神山地ってどこからどこまでなんだろう…
と、考えつつ八郎潟の長い直線を抜けて大潟町へ。
(結構写真撮ってるかと思ったけど、想像以上に撮ってねぇな!!)
おっ、同業者。
午前中でここまで来たらもはや終わりだべ。
と、進み具合なぞ分かるわけもないのにこういう事を言い出すのはこの職業あるあるだ(ないです)。
配達が良い感じかどうかは置いといて、この日も35度超えの猛暑日。
休み休みやってないと身体が持たないので、
『仕事中にコンビニで水買ってた』
だの
『どういう指導してるんだ』
と、配送業や外仕事の職業の人に、ただのイチャモン紛いの暇人の極みの様な苦情はやめて欲しいなと思う今日この頃。
そんなこんなで寒風山へ到着。
標高500mくらい(曖昧)の小高い山なんだけど、360度見渡せる場所だ。
360度見渡せるとは言っても、自分はいつもこっち側の良い場所に目がいってしまう。
ここに来るのは5年前の北海道ツーリングの帰りに中々家に帰りたがらず、立ち寄った時以来だ。
あの時も快晴。
全然快晴じゃ無かったわ……(思い出補正)
そして、この日は快晴。
ただ、5年前はここまで暑くはなかったなと思った。
ここから入道崎へ行きたかったけど、あまりの暑さに断念。
そのまま最後の宿泊地のにかほ市へ。
早めの宿着。しっかり休んで最終日へ備える。
というか、1人なのに案内された部屋がやたらと広いんですけどぉ!?
お値段は………
とても格安!!!!!
夏の一人旅2023 その4(その3の続き)
竜飛崎を走って、マツオスーパーさんに立ち寄り次の目的地の『津軽岩木スカイライン』へ向かう事にした。
だいたいこんな感じ。
津軽岩木スカイラインって地図で見てもわかるレベルのヘアピンカーブで有名な場所。
こんな感じ。低速のコーナーが69個あるので、速度を出さなくてもタイヤをグリグリ押し付けて『操ってる感』が堪能出来る。。。?
果たして堪能できるかはその人次第と言った所だろうか。
まずゲートで環境美化費の『1050円(バイク)』を支払う。
montbellの会員カード持ってると若干割引が適用されるよ。
走り出すと生い茂った森を駆け上がっていくと、徐々に空が開けてくる(この辺がスカイライン成分)。
ただ、調子こいてかっ飛ばすと路面がボッコボコの荒れ放題なので、段差にやられて吹っ飛んでいく。
かも知れない。
路面が整っていて、走りやすい事を想定していると酷い目に合うから注意が必要だと思う。
とは言え、この日もバチクソに暑いので標高が上がるにつれて気温が下がるので涼しくなってくる。
69個のヘアピンを走り抜けると岩木山の8合目に到着。
そこから頂上まではリフトに乗って行く。
(乗らなかったけど。)
1200mちょいくらいの標高でも涼しく感じるもので、しばらく動きたくはなかった。
涼むのもそこそこに、時間が迫ってるので下山。
津軽岩木スカイラインは最終の時間が決まっていて、それまでには入口のゲートを出ないとダメとの事。
この日は五所川原市に宿を取っているので、ガソリンさんと最後まで一緒に五所川原市まで向かった。
途中で一旦別れて、宿にチェックイン。
再度合流し、一緒に夕食を食べる事に。
普段一滴も酒を飲まない自分は珍しく飲む事にしたのだ。
フグの唐揚げ
煮付け。
どれも美味過ぎるくらいに美味い!
そんでもってリーズナブル!
ここのお店は『釣吉』というお店で、大将や女将さんがとてもフレンドリーで楽しい時間が過ごせる店だ。
五所川原市に滞在する事があれば立ち寄って欲しい所。
初めて会った時から思ってたけど、ガソリンさんは美味しい所とか凄い詳しいよなぁ。
普段食に拘る事も無く、活動できる程度のエネルギー摂取が出来れば良い。
と、思ってる俺とは大違いだ。
何気に過去の旅で『○○の○○が美味いっすよ!』って勧められて、助けられた事も多かったもんね。
と、8年振りの再会を走って、話して、食べて、飲んでと楽しんだ1日だった。
では、また今度!!
こうして青森滞在4日目を終えるのだった。
夏の一人旅2023 その3
一人旅の3日目はむつ市からスタート。
ルートはこんな感じ。
2日目は太平洋側の海沿いから下北半島を回ったので、陸奥湾沿いを走って青森市へ向かうルート。
ただ、普通に青森市内へ向かうとあっという間にゴールしてしまうので、少し遠回りをして青森市内へ行く事にした。
快晴の横浜町の菜の花ロード。
菜の花の時期になると、畑1面が菜の花で埋め尽くされるんだって。
夏場は場所によっては向日葵が咲いてる所もあった気がする。
春先に来てみてぇなぁ俺もなぁ。
ちなみにこの日も35度近くで午前の時点でバカ暑いのである。
思い返すとよくバイクで走ってたなと思う。
横浜町を南下して十和田市から、キリストの里公園で有名な新郷村を経由し、十和田湖方面へ向かった。
本当は道の駅おいらせ方面へ行きたかったんだけど、どうやら新郷村の方へ行ってしまったらしい。
十和田湖付近は秋田の大湯方面、黒石市方面、新郷村方面と複数にアクセス出来る道があってどの道も中々な峠道で楽しい。
中にはえげつない道もあるけど。
奥入瀬渓流も当然の事ながら行けるけど、この日は虹の湖方面の快速区間を使って、奥入瀬渓流はスルーして城ヶ倉大橋を通る事にした。
…山ならきっと涼しいと思ったから。
涼を求めて安定のソフト。
城ヶ倉大橋です。
下界より暑くは無いけど、そこまで涼しくはなかった。
この日は、早目に宿にチェックインして翌日に備える『ほぼ移動日』にした日になってしまったな。
それだけでは書き足りないので、4日目を少しだけ触っておこう。
4日目は青森市内から、現在青森県内在住のバイク乗りと合流する為に五所川原市へ向かった。
実はおよそ8年振りの再会の『ガソリンさん』だ。
当時ゼファーχで初めて一人旅を決行した時、最終日の秋田のキャンプ場でたまたま出会ったバイク乗りの方で、その時の自分は『スマホでは無くガラケー』『TwitterはどころかSNSすらやってない』『キャンプは壊滅的に初心者』『インカムもない』という初心者丸出しだったんよな。
んで、この方と秋田から鳥海山を回って、雨の中宮城まで一緒に走った思い出深い人で、何だかんだでそこから色んな沼に片足の爪先を着ける『キッカケになった人』だったりする。
この8年の間に宮城に住んでいた時期もあって、会える機会がありそうなものだったんだけど思いの外機会が合わなくて気付けば8年たっていたという。
お互い歳を重ねて、乗ってるバイクも変わっちまったな!!
とはいえ、Twitterでやり取りしてるから8年の空白を全く感じなくて不思議なものである。
津軽半島の海沿い(太平洋側)から陸奥湾側の海沿いを走って、津軽岩木スカイラインを走って五所川原市の宿へ向かうルート。
津軽半島の海沿いから、竜泊ラインを走る。
まずは竜飛崎。
そして海鮮丼。
(生ウニがマジで美味い)
そして今回津軽半島側もじっくり回りたかった理由が…
これを少しでも集めたかったから。
2年前の海沿いを走るツーリングで、外ヶ浜町を応援してる『風乃 まち』さんから色々オススメしてもらった(未だに全部は行けてない)事がキッカケで竜飛方面には年一回は必ず遊びに行っているのだ。
風乃まち さんについてはこちらを見ていただければ。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E4%B9%83%E3%81%BE%E3%81%A1
現在外ヶ浜町では『外ヶ浜ラリー』というのを開催していて、
外ヶ浜町各地の協賛してくれている所にカードとスタンプを設置しているので、それを集めるイベントが開催されている。
https://ka2en0mach1sotogah.wixsite.com/website/about-4-1
ただスタンプを集めるだけではなく、
龍飛 三厩 平舘 蟹田 の4地区スタンプを集め、尚且つ謎解きを解く。
そこで初めてゴールとなる。
期間は11月の4週目までと長い猶予があるので、じっくり回って外ヶ浜町の地域興しに参加すると楽しめるよ。
ちなみにこの町興し活動を初めて3年目らしく、年々遊びに来る人が増えているのだそう。
同県はもちろん、他県から(特にバイク乗り)来る人も結構多いのだそうな。
外ヶ浜町にあるマツオスーパーさんへ。
ここは今年の春先で閉店する事になったのだが、地元の買物困難を解消する為に営業継続する事にしたそう。
ここにももちろんカードとスタンプは設置してある。
週末になると、町のカフェが出張でスーパーの中でカフェを販売している。
週末に来たかったなぁと切実に思う。
あと、バイクで来るとチェキを撮ってくれて、さらにお店の中で飾ってくれる。
来年もまた来たいし、2~3日かけてカード集めとかしたいゾ。
年々種類は増えるかもって話らしいので、全種類集まるのはいつになるのか分からないけど、身体が動くうちは来れる時に遊びに行きたい。
という感じで、外ヶ浜町を後にして次の目的地へむかう。
夏の一人旅2023 その2
1回で書き終えようと思ったけど)
ダメみたいですね(諦め)
前中後編になるのか分からないから、その2って事で。
八戸市から尻屋崎灯台、大間崎、仏ヶ浦のある佐井村を通りむつ市の宿へ向かう下北半島巡り。
およそ6年振りくらいに行くらしい。
そのくらい経つと「こんな所にコンビニ出来たんだなー」とか、所々に高速道路が出来てたりアクセスしやすくなっていると思った。
尻屋崎灯台
入口のゲートを越えた所から放牧地となっている為、公道と同じ様な速度で走るのは厳禁だ。
とはいえ、この日はその辺を寒立馬が闊歩していたり、灯台近辺にいるという事は無くゲート側の放牧場にいた。
暑すぎるが故に越冬地として過ごしている「アタカ」という所にいるのか、はたまた茂みの中で避暑しているのかは分からないけど、ちょっと寂しかった。
他の場所と違って何となく涼しい。
涼しい気がするだけかもしれないけど。
大間崎
言わずと知れた本州最北端。
日本最北端は北海道の宗谷岬。
天気が良いと北海道が見える。
津軽側の竜飛崎も天気が良いと北海道が見える。
どっちにも行って、北海道ツーリングの参考にしたり、思いを馳せたりすると良いと思います(提案)。
大間崎から国道338(普通に走ってれば逸れることは無い)は南下していくと、海沿いを走りながら小気味よいワインディングが続く。
道中には仏ヶ浦や願掛け岩などの景勝地が多いので、時間があれば寄っていく事をオススメする。
こんな感じのところ(8年前)
ちなみに仏ヶ浦は徒歩で山道を下って浜辺まで下りて、徒歩で山道を登ることになるからとてもしんどい。
どこまで行っても海沿いな道を走って、ソフトクリーム食って、1人には分不相応な宿に無事到着してこの日を終える。
値段はまぁそこそこ(リーズナブルではある)。
去年の夏の旅の4日目から1年経った。
放置しすぎた結果、去年の夏の一人旅に何処に行って何をしたのか忘れてしまった。
という訳では無いけど、1年も前の事は流石に覚えて無いぞ。
という事で、今年の夏の一人旅を書きなぐっていこうと思う。
その前に、思い出せる範囲で去年の夏旅を思い出しておこう(思い出せるとは言ってない)。
確か長野県で一泊して…
日本国道最高地点に行った。
万座ハイウェイとか渋峠を走った。
曇っていたのが残念だったけど、また晴れた時に来ようと思った。
途中で偶然通った木島平村の「高社見晴らし街道」という所がとても良かった。
とこんな感じで、去年の夏の旅を終えた所で今年の夏旅をサクッと記しておこうと思う。
(もう少し綺麗に線引こうね)
東北地方の太平洋沿岸からむつ湾、日本海沿岸をしゅるりと一筆書きでなぞっていくルート。
その中で下北半島と津軽半島と男鹿半島を回って行くのを目的とする。
「今回は津軽半島」「今回は下北半島」という様に部分毎に行く事はあっても、一度のツーリングで全部行った。
という事は1度もなく、北海道に行けない事も無い休みの予定ではあったけど今回はそういうツーリングをしてみたくなった。
というより、去年の秋と今年の春先のツーリングでそっち方面に行った時に消化不良だったから、それのリベンジ…的な感じではある。
いつもなら東北道から山形道に向かって走っていくのだけれど、今回は太平洋側から行くので鳥の海PAからスタート。
「一騎駆けこそ旅の花ではないかね。」
毎度の事ながら一人旅の時はそう思う。
三陸道は八戸まで全開通しており、鳴瀬奥松島から八戸まで無料区間になっているので沿岸部から行きたい人はおすすめする。
ただし、東北道の様にまともな休憩(食事をしたり)がとれたり、給油は出来ないのでその都度下に降りて給油するなり、ガッツリ食事をするなりすると良い。
さらに言えば、大船渡とか釜石市等で一泊すると岩手の沿岸部(龍泉洞や浄土ヶ浜とか)を堪能することができる。
バイク乗りと言うのは例外無く頭のネジが2~3本外れてるので、初日にガッツリ移動しがち。
最初の目的地が1番遠く、帰りながら旅を楽しむスタイルが多いからってのも理由なんだけど。
陸前高田市の奇跡の一本松。
大船渡市の三陸峠とか。
大船渡市は今年は通る事が出来た。
「今年のお盆は家族と過ごせたかな。」と感傷的になりつつも大船渡市を通過させて頂いた。
あの日、あの時、会えるタイミングを逃してしまった事を悔いているのはここだけの話だ。
悔いている分、忘れずに通った時には思い出す事にしている。
三陸道を延々と走るよりは、給油がてら下道に降りて、海沿いから山の中に行くと楽しい道が結構多い。
弾丸で高速を走るのも悪くないけど、上に飽きたら下に降りて、下が混みそうな街中に入る前にまた高速に乗る。というのも三陸道を走っているから出来ることなのかもしれないな。
そんなこんなで、八戸市に到着して翌日に備えるのである。
大体460キロくらい走ったんだけど、400キロってこんなに長かった?ていうか、キツくね?
(そんなに)真夏(ではない)の一人旅 3日目
一人旅3日目のは群馬県某所からのスタート。
この日は大体こんな感じ。
高崎市から高速に乗って長野入りをし、ビーナスラインを走り美ケ原高原を抜けて長野市某所の宿を目指すルートだ。
ちなみに、この日の前日に仙台育英が甲子園で優勝を果たしたとの事。
3日目スタートしてました pic.twitter.com/YyRbGj3Aom
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2022年8月23日
長野の方へ来るのは4年ぶり位なんだけど、こんなに暑かったか?と、思う程度には暑かったし、やっぱり世の中の休み感は否めないんだよなぁ…
信州と言えば真田幸村。
俺の中での真田幸村はこれだ。
ちなみに宮城の蔵王町も真田家に縁があるとかないとか。
霧ヶ峰の「き」の時も入ってないのに既に霧まみれなのですがこれは……
向こうに見えるのは白樺湖。
霧のおかげでビーナスライン要素がそんなに無くてなんだか泣けてくるな……
『この日は写真撮りまくる』って決めてたけど、この時点で『こらあかん。シンプルに走って景色を楽しもう』って切り替えた気がする。
正直に言えば、白樺湖から霧の駅のまでの道は路面がボコボコで過激に走るとかそう言うのは多分無理。
ていうか、観光道路だしな。
日本離れした景色をシンプルに楽しむのが一番良い。
晴れてれば、霧ヶ峰から美ケ原高原への道は走っててとても気持ちが良い。
これは4年前に行った時のだけど。
心の中では『ここで霧まみれなら、美ケ原高原ではワンチャン雲海見れるんじゃね?』
と、思ってはいたのだが……
ダメでした。
霧は晴れてなかった。
晴れていて、通行止めになって無ければ武石峠の方に向かいたかったけど今回は断念。
まぁ、雨降らないだけありがたいと思わねばならぬ。
長野市内へ向かう為に高速へ。
その途中で蕎麦食った。
よくあるフードコートの蕎麦とは違って、歯触りと喉越しがとても良く。美味しかった。
とはいえ、食通では無いので何食っても美味いと言いかねない俺からしてみたら腹に入れば同じかもしれない。
それほど1人旅で食に重きは置いてないから、傍から見れば損をしてる様に思われるかもしれないけど、人それぞれ求めてる物が違うからな。
そんなこんなでこの日も無事に宿着。
宿着!! pic.twitter.com/JuUDpLf9CW
— ぐったり (@mattari_zephyr) 2022年8月23日